FXや株式などと比べて初心者でも取り組みやすいといわれているバイナリーオプション。
確かに取引手順もとてもシンプルですよね。
しかしおすすめされているのはそれだけが理由ではありません。
バイナリーオプションはどのような理由からおすすめされているのかを解説していきます。
バイナリーオプションは上か下かを決めたあと、取引枚数分のチケットを購入するという取引方法ですが、業者により異なりますが、安いものでこのチケットは1枚数百円から購入することができます。
このチケット1枚分の数百円から取引が可能です。
FXや株式と違いまとまったお金が必要ないため、わずかな額でも投資を行なうことができ、まとまったお金は必要なく手軽に取引をすることができます。
数十万円の資金が必要な株式に比べるとかなり身近で始めやすいといえるでしょう。
バイナリーオプションの取引時間は、外国為替市場が開いている時間であれば取引が可能なため、基本的には平日であればいつでも取引が可能です。
株式市場は平日9時から15時までとサラリーマンの方が働いている時間帯が取引可能な時間帯となっており、サラリーマンだと取引することが難しいですが、バイナリーオプションであれば仕事が終わって帰ってからでも取引することが可能です。
ただ、取引が可能な時間帯は業者によって異なるため口座を開設する業者の取引可能な時間帯を調べておきましょう。
取引をする上で誰もが思うのが、リスクは小さければ小さい方がいいということでしょう。
できるだけ負けたくない、できるだけ損失を小さく抑えたいと誰もが思いますよね。
バイナリーオプションの勝ち負けは二択なのでとてもシンプルですが、負けた時の損失もとてもわかりやすいものになっています。
負けたら投資した額がすべて損失になります。
1000円分のチケットを買って負けたらその分がすべて損失になります。
10000円分のチケットを買って負けたらそれがすべて損失です。
FXのように元手の数倍から数十倍の金額で取引ができるものではないので損失が何倍にも膨らむということはありません。
しかし、当然何度も取引を行い何度も負ければ、その分損失が積み重なり膨大なものになってしまうため、資金管理をしっかりと行うことが大切です。
『円安か円高かを予想するだけだから結局は50%の確率で勝てる!』
と思う人もいるかもしれませんが、実際にはそんな簡単なものではありません。
次こそ勝てるという思い込みで何度も取引をした結果、口座に入金した金額をすべて使い果たしてしまったという人もたくさんいます。
負けたら0、勝っても戻ってくる金額(ペイアウト)は業者に入る手数料なども含まれており、勝率50%だとしても損失の方が多くなるのがバイナリーオプションの仕組みです。
簡単に勝てそうだという認識は絶対にやめましょう。
賭けではなく投資という意識をしっかりと持ち、勉強してから取引をすることが大切です。
バイナリーオプションは2択というシンプルで初心者が参入しやすい分野であるため、初心者をターゲットにした詐欺情報や偽情報が溢れています。
簡単に月100万円、勝率95%で毎日10万円などとてもおいしいキーワードでおびき寄せ、膨大な金額を投資したけど稼げなかったり、残金を出金して解約したいのに個人情報を送った途端音信不通になったなどという相談が国民生活センターに寄せられています。
簡単に稼げるという甘い言葉に騙されず、実際に出金できる業者なのか、過去にトラブルを起こしていないかどうかを中心にインターネット上の口コミなどを参考に冷静に下調べを行なうようにしましょう。
ではいったいどのような業者は安全だと判断できるのでしょうか。
安心な海外業者なのかどうかを調べる方法として、
をチェックしましょう。
世界の先進国にはこの金融監督庁という金融機関を監督する省庁が存在しており、ここで審査され承認されると金融監督庁に登録できます。
日本では金融庁がこの金融監督庁になります。
この金融監督庁にきちんと登録できていることが国から認められている安全な業者ということになるため、業者を検討する際に海外の金融監督庁に登録されていることをしっかりと確認しましょう。
登録されているかどうかというのは、業者のホームページに目立つように記載されている場合もあれば、業者のよくある質問などに記載されていることもあります。
この国から認められているとうのも安全な業者を選ぶ1つの基準になります。
信託保全とは、顧客から預かった資金と、会社の経営資金を別で管理するということです。
しっかり信託保全がされている会社は、顧客の資金は信託先銀行で厳重に保管され、万が一業者が破綻した場合でも預けた証拠金は守られるため安心して資産運用をすることができます。
この信託保全していることがしっかりと明記されているかもチェックしたいポイントの1つです。
また、顧客の資金はどこの銀行で管理されているのか、損害賠償保険などに入っているなどの記載があればさらに安心できる業者ということになります。
バイナリーオプションで怪しい業者は、顧客から資金を集めそれを持ち逃げするという手法を取ることが多く、1年などの短期間で会社を破綻させることがほとんどです。
そのようなことから、3年以上事業が継続している会社はある程度安全ということになります。
設立から何年たっているかも業者のホームページの会社情報などから確認することができるため、事前に確認しておきましょう。
このようなことから副業にとても向いている投資方法です。
また、取引手順もとてもシンプルで初回の人でも迷うことなく取引することができます。
しかし、繰り返しになりますが、簡単に勝てそうだという認識はとても危険です。
計画的に投資を行ない、ギャンブルにならないように注意しましょう。
また、おいしい言葉に惑わされずにしっかりと勉強して取引に臨んでくださいね。